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「んー、やっぱ外はいいねぇ」
タマとポチにしばしの別れを告げてからカマとオノ、ハンマーを持って外に出た。
道端に生えてる雑草を刈ったり、ムーンドロップ草とか作物を収穫しながら海までの道のりを歩く。
「あれ?クレアさんだ」
話し掛けてきたこの短い金髪で茶色い目の少年はロミオ。
みてみティの女主人ルイさんの息子で働くことが嫌いな遊び人。
「どうしたの? なにか用事でもあるの?」
「うん、ちょっとね。タカクラさん見なかった?」
「タカクラさんなら、海にいるんじゃないかな? あ、だったら僕と一緒に行かない?」
とくに断る理由もないし一緒に行くことにしよう。
途中草を刈ったり、作物を収穫しながら歩いていたので予定より着くのは遅かったけど、なにげ楽しかったな。うん。
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