～詞～

再開～いつか、またこの場所で～

柔らかく優しい風に吹かれ
少し目を細める
懐かしい記憶が過ぎり
気づけば一粒の涙

出会ったばかりの頃の
照れ合い 探り合う感じが
今思えば少し不思議で
思わずニヤけてしまうよ

勢いで投げつけた言葉で
距離が出来た時もあったけど
お互い寂しさ感じはじめ
やっぱ離れきれなくて

これから僕ら歩む道は
別れるけど
また会える日を願うよ

見える空は同じだから
たまに見上げて
思い出すのもいいか

通い慣れ 見飽きたこの道も
これで最後だと思うと
不思議と愛しさ沸いて
忘れないようにと決めた

背中合わせになるこの道で
何度寂しさ感じただろう？
箱の紐をほどいてみれば
過去の笑い話か

君とのお気に入りの歌を
ふとまた聴き返してみれば
あの日々の情景が今も
鮮明に蘇るよ

時計の針は動かせるけど
過ぎたあの日に戻れはしないから
進み続けてまた新しい笑い話を
また共に作ろうか

今は｢じゃあね｣なんて言わないで
今日だけは｢またね…｣で別れよう
月日流れて変わっていっても
いつか､またこの場所で会えたら
いいな。。。