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沙穂は人が変わった用に言う。
「触んなよ、汚い。何でかって?あんたはもう必要ないし邪魔いから外したの。」
─────放された手。
…いままで一緒に
過ごした時間は?
あの時の笑顔…嘘??
ねぇ───っ。
ねぇ。いきなりどうして?
前を向くと前には
二人共姿を消していた。
「ふふっ…はははっ。」
あたしはこの時
悟ったの。
友達なんて飾りだって。
───上辺の付き合いで
用が済めば捨てられる
儚いもの。
それからあたしは
友達不信になった。
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