2/不信

3/4
前へ
/10ページ
次へ
「夕夏?!!」 話し掛けて来たのは 夕夏だった。 「シーっ。──ちょっと来て。」 手を引っ張られ 夕夏の導く方へと続く。 やがて着いたのは ──────屋上だった。 着いたその時 ゆっくりと二人の手は離された。 「───何?」 用はなんなのかと急かすように聞く。 「あのね、あたし──────。」 夕夏から出てきたのは 予想外の言葉だった。
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加