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祐芽という女、祐樹という男
祐樹「とうとう天の誰かさんの妄想中二病ノートが1000ページ超えたってマジ?」
シャルロット「大マジです! これも今やごく少数の読者の皆様と私のヒロインとしての魅力が為せる快挙ですわ!」
祐「君そういうキャラだっけ? それと快挙じゃねぇよ、何年掛かってんだよ。9年経ってんぞ」
シ「ま、まぁそこは置いておきましょう。ようやく数年前の伏線のようなものを回収できたことですし」
祐「バレバレなものは果たして伏線と言えるのであろうか」
シ「祐樹さんだって本編の方では気付いてなかったですわ!」
祐「別人格設定にすると幕間の俺たちの立ち位置が謎になるからやめろ」
シ「でも別人格設定にしないとメタ視点で話を進めていることになり話がメチャクチャになりますわ」
祐「元々メタ視点ありの超展開マシマシの滅茶苦茶の話だからしゃーない」
シ「ひどい主人公がいたものですね……」
祐「全くだ」
シ「…………」
祐「なんだその可哀想な人を見る目は。興奮してくるだろ」
シ「マゾなんですか?」
祐「おい俺の中のシャルロットはそんな擦れた目をしてないぜ。純真無垢なロリパツキンだったはずだろ」
シ「ぶっちゃけお姫様キャラも疲れるっていうか~」
祐「放送事故だろこれ!」
~しばらくお待ちください~
シ「はい! それでは皆さん本編裏話のコーナーいってみましょう!」
祐「あ、はい」
シ「早速ですがネタが尽きてきたのでゲストをお呼びしましたわ」
キサラ「私だ」
祐「……うそやん」
シ「皆さんご存知私のお母様ですわ! 頭脳明晰、文武両道、その美しさは三界に轟くヴェルヘルム王国の王妃!」
祐「いや待てよどういう人選やねん」
キ「何か文句があるのか?」
祐「ないっス」
キ「この機会に一つ貴様に聞こうと思ってた事がある」
祐「な、なんでしょう」
キ「私の出番が少ない理由はなんだ?」
祐「き、キサラさんはその、デウスエクスマキナ的な立ち位置でして、今起きてる問題とかも一発で解決しちゃうんで、その、アレです」
キ「アレとはどれだ?」
祐「後ヒロインの母なので攻略対象には出来ない(する勇気もない)んですよ……」
キ「質問に答えろ」
祐「たすけてください」
キ「もう一度」
祐「シャルロット助けてくれぇぇ!!」
シ「では本編開始ですわ!」
祐「投げっぱなしはやめろや!」
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