Vol.3 一つの提案

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紗:「どこどこぉ?何しに行くの?」 拓:「それは着いてからのお楽しみにしなくちゃ😜」 梓:「もったいぶらないでさぁ、教えてくれてもいいじゃん〓」 拓:「ダァ~メ😁」 どこに行くのかは言おうとはしなかった。 仲のよい遙人にも、どこに行くのか、予想がつかなかった。 ただ、なんとなく大したことないだろうとたかをくくっていたのは事実だった。 それが大きな転機になることも知らず・・・。 それはインターを降りてから時間にして、約30分程、車を走らせた拓哉。 目的地はもうすぐらしい。 それからほんの数分後、上り坂を登り始める、車。 少し眠さがでてきた遙人が感じたのは、急な勾配を登るためにアクセルをいつも以上に踏み込み、それに伴って回転が上昇しているオデッセイのわずかなエンジンサウンドの変化だった。 そして、平坦な道へと変わった。 駐車場に停まる車。 そこで4人が見たものは!!
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