Vol.3 一つの提案

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そこには、見渡す限りの綺麗な夜景が広がっていた。 夜空にも星が、自分を見てくれと言わんばかりにキラキラと輝いていた。 拓:「どうだ‼すげぇだろ?」 自慢気な拓哉。 紗:「すごぉ~い😵超綺麗なんだけど‼」 梓:「ホントだね😃すごい綺麗‼」 遙:「いつこんなとこ来たんだよ?誰かに教えてもらったのか?」 拓:「前に兄貴に一回だけ連れてきてもらったことがあってさ😏」 拓哉には5歳年上の兄貴がいる。 拓哉が車に興味を持つきっかけになった人物。 この人物については、後に説明する。 そして、4人が乗っている車の中の空間は、静かに時を刻んでいた。 そこで遙人が、 遙:「ちょっと外に出てみようよ😃」 遙人の提案に満場一致で、一斉に車から降りて、相変わらず輝き続ける夜景を眺めていた。
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