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また、爆音が響きわたる。
登ってくる車がいる。
さっきまでとはまた違う緊張感があたりを包む。
上り坂をものともしない加速で、コーナーを立ち上がり、ロケットのようなスピードで拓哉達の前を駆け抜けていった。
拓.遙:「あのランエボ‼‼さっきのじゃん‼‼」
遙:「今日3回目じゃん‼‼」
なんと!!
今、拓哉達の目の前を駆け抜けた車は、海へ向かう高速で抜いていったランエボそのものだった。
続けざまにもう一台登っていった。
拓哉と遙人には気づくものがあった。
素人ながら。
この2台は、さっきのドリフト組とはまた違うオーラのようなものを放っていることを。
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