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カチャカチャと音を立てながらベルトを締める。 「で、さっきの奴誰」 「お前があんなのに興味持つ何て珍しいな」 「うっせぇな、ちげぇよ!早く答えろよ」 なかなか答えない岡田に苛々とした態度を見せる。 岡田は着替えの整った遼を再び自分の膝を跨ぐ形で座らせると、首筋に顔を埋める。 「同じクラスの…斎藤幸助っつったけ?根暗でヲタクな奴だよ」 そういうと、首筋を強めに吸い紅い印を付ける。 紅く色付いたソコを、ペロリと舐め甘噛みする。 「ふーん。斎藤、幸助…ね」  
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