初恋の音～幼い探検家～

～探検家かな～

そうして好奇心の塊だった私、架奈は探検家気取りで騒がしい世界へと足を踏み入れた。

今日は宮で御輿がねられるとゆう事で案の定人でごったがえしていた。
ここの祭は世界的にも有名らしく瞳の青い外国人ゴリラヤローがカメラを構えていたり（ｽｲﾏｾﾝ）、のっぽのキリンがいたり（いや…重ね重ねすいません）していたため

「動物園やん」

と幼い探検家は内心思っていたとか…どうとか

まぁそれはご愛嬌！！（ぉい）

そんな感じで売店やらを見て周っていました。
するとお御輿が宮入りしてきたらしく宮内は騒がしく人でごったがえしはじめけんか祭と呼ばれているだけあって端に避ける人もしばしば…。

が！ここで希少生物を恐れては負けだと勝手に敵対視をもった負けず嫌いの幼い冒険家はその渦に自ら踏み込んでいった。

今考えたら本当にバカです…ただのアホ猿です(°□°;)

体が小さい事はここでは有利ですぐにﾀｰｹﾞｯﾄの近くまでたどりついた。

ドーン ドーン ドーンワ～ッショイ ドーンドーン

おばぁちゃんの家で聞く時よりも胸に響いた。心臓がﾄﾞﾗﾑのように震えているのだ。
ドーン ドーン ドーン誰かがバチで幼い私の胸を震わせている。

呆気にとられ圧倒された私の目の前は真っ白な世界だった。

知らないうちに私にお御輿が襲いかかるように迫ってきていた。