グリコ一粒

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「…じゅんす、」 「ん?」 1秒もしない僕の返事を聞いたのかきいてないのか 少し間があいてから 君の腕が伸びて来て 首に手を掴まれて顔を寄せられた 同時に口に広がる溶けたキャラメル味 「…ん、ユチョン?」 いきなりで驚いて兎を見つめると 「…じゅんすのが甘い…」 なんて呟きながら 夢の世界へ 僕は1人、固まって冷静になってきた …………今更 恥ずかしくなって来た!! 僕は自分の頬を両手で挟めてみた …あつい そして口に残る微かなキャラメル味
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