story2

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悩む度、頭に乱入してくる、自分の声。 それはまるで、 宍戸サンを殺すような――… ……宍戸サンを… ―――――殺す…?? そうしたら貴方は 俺のものになるのでしょうか。 嗚呼。 もし、そうなら 今すぐに宍戸サンを俺のものに――― 鳳「…―…ぅ…ゎぁァァァ…」 何、考えてるんでしょう。 俺、俺…何を………っ!!! …怖いです。 最近いつもこればかり考えてる。 いつか、自分が無意識に… 愛しくて、世界一大切な貴方を 殺ってしまうんではないのか、と。 俺は、どうしたんでしょうか… 幸せなはずですのに 涙と殺意しか、浮かびません。 こんな、自分が怖いのです。 助けて下さい、宍戸サン…… *
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