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悩む度、頭に乱入してくる、自分の声。
それはまるで、
宍戸サンを殺すような――…
……宍戸サンを…
―――――殺す…??
そうしたら貴方は
俺のものになるのでしょうか。
嗚呼。
もし、そうなら
今すぐに宍戸サンを俺のものに―――
鳳「…―…ぅ…ゎぁァァァ…」
何、考えてるんでしょう。
俺、俺…何を………っ!!!
…怖いです。
最近いつもこればかり考えてる。
いつか、自分が無意識に…
愛しくて、世界一大切な貴方を
殺ってしまうんではないのか、と。
俺は、どうしたんでしょうか…
幸せなはずですのに
涙と殺意しか、浮かびません。
こんな、自分が怖いのです。
助けて下さい、宍戸サン……
*
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