だんでいナス夫

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2人は真也の描いた紙を二度三度確認をする。 これはいちごというより微生物がちょっと服を着てるだけに見える。 「なぁ真也、どこから顔で…どうなってる?」 ばっ…紅咲!、と誠が紅咲の聞いた言葉を止めようとした。 だが紅咲が言い終わった後からだったから意味がなかった。 「え、わかんねーの?」 「わかんねーの」 誠も?、も真也が聞いた。 誠は言葉を詰まらせた。 誠は友達を言葉で傷つけることがとても好きでない。 心の底からすまん、真也っ!と謝ってから言った。 「…う…ん」 軽くだがコクリと頷いた。 でも初めて真也の絵をみた。 「そうかー、じゃ説明するからコイツを美化させてくれ」 2人は予想外の返事が返ってきて、びっくりしている。 なんか普通の返事だ。 しかも笑いながらさらっと言った。 「真也…怒っておらんのか?」 「は?」 真也は何を聞かれたか分からないまま返事をした。 紅咲どういうことだ… オレに聞かれても分かるわけないだろ
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