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こういう真也が意味不明なことしてはよく、
『なんでわかんねーんだよ』
と強く反対する。
勉強の分からないとこ聞くときとか特にバカにされる。
まぁ真也に聞く方が馬鹿だが…
その真也を見てるせいか、とても素直な返事が返ってきたと2人は思った。
2人はじっと真也を見ていた。
それにきずいた真也が目を丸くして困った。
「おいおい、何2人見てんだよー。まるで珍しいもの見て…る…ような…」
途中から俺珍しいことしたか、と悟ったらしく、記憶をたどっていた。
それをみた紅咲が真也に言う。
「ま、まぁ真也。説明聞いてやるから教えてくれ」
お…おぉ、と真也が紅咲を見て反応する。
誠が紙を用意して、よし、とはりきった。
真也が説明を始めるため紅咲にも紙を渡した。
「これがヘタだろーそれでーこれが食べるところだろー」
一つ一つ丁寧に説明していく。
ふむふむと頷きながら真也の絵を美化していく誠。
この光景を面白そうに見ている紅咲は、紙に真也のキャラじゃない落書きをする。
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