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「んなことより苺はどうなったんだよ」
紅咲が誠に聞いた。
すると真也が紅咲の言葉に反応した。
「あ、お前今漢字のいちごで言ったろ」
いや言葉だからわかんねーじゃん、と言ったが真也は断固拒否した。
「漢字じゃ可愛くねーだろ?ここはひらがなかカタカナであるべきだ!」
バンっと机を思い切り叩いた真也。
えー…、と言い返した2人。
やっぱりひらがないちごだぜーっ、と机をバンバン叩きながらくーっ、と言っている。
まぁいいやと誠はまた作業に取りかかった。
こんなにもしていちごを…
紅咲がそんな顔した直後。
「あー。飽きた」
「は?」
2人は固まった。
紅咲はメガネがずり落ちた感じがした。
誠は描いてた紙にシャーペンをぶっ刺す。
それをみた真也がまたも言う。
「俺は飽きた!やるなら2人でやってくれ」
さぁて次何やろうか、と考え出してしまった真也。
なわなわと2人が震えていた。
「お…」
「…お?」
おまえぇぇぇぇえっ!!
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