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これままた綺麗になったものだ。
微生物から消しゴムで作ったいちごほどにレベルアップしていた。
「さすがだな、あんな訳の分からないものをここまで美化させるとは」
関心関心、と紅咲が誠に言った。
まるでさっくが悪口言ってるみたいだー、と真也が紅咲に言ってきたがそこをスルーする。
いちいち反応していたらきりがないと思っていた紅咲だった。
「じゃこれは父上に提出しておく。次は何して遊ぶのだ?」
ふぃー、と額の汗を拭く動作をして真也に聞いた。
「おぉ!あのなスゴロク作ってたんだ」
じゃーん、と言って落書き用の紙にマスがビッチリ敷き詰めて書いてあった。
それをみて紅咲はうわっ、と引いていた。
だが誠は食いついた。
「おお!凄い!面白いぞ!」
キャッキャッ遊ぶ準備をする真也と誠。
はぁ、と紅咲は顔に手を当てた。
こいつらはほんとに…
「がきんちょだな」
ボソッと小さく声を出して言った。
2人には気づかれていない様だ。
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