prologue

4/4

0人が本棚に入れています
本棚に追加
/8ページ
 少年が見えなくなった所まで来て、刀をブレスレットに形を変えた。  まさか、Bランクの魔鬼が二カ所に出現するとは思わなかった。  危うく、一般人を死なせてしまうところだった。  今日まで来て、魔鬼の力が増してきている。炎の言霊を使わなければいけないくらいに。  そして、ふとさっきの少年が気になる。  「何故、魔鬼達はあの少年を追っていた?」  あんな少年を大量の魔鬼が追う必要など無いはず。  もしかして⑭番目の神の器?  「ん~・・・少し、調べた方が良さそうね」  少女はそう言って歩く速度を早めた。
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加