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少年が見えなくなった所まで来て、刀をブレスレットに形を変えた。
まさか、Bランクの魔鬼が二カ所に出現するとは思わなかった。
危うく、一般人を死なせてしまうところだった。
今日まで来て、魔鬼の力が増してきている。炎の言霊を使わなければいけないくらいに。
そして、ふとさっきの少年が気になる。
「何故、魔鬼達はあの少年を追っていた?」
あんな少年を大量の魔鬼が追う必要など無いはず。
もしかして⑭番目の神の器?
「ん~・・・少し、調べた方が良さそうね」
少女はそう言って歩く速度を早めた。
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