外史から外史へ

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それからはこの場所だけ無音になった。聞こえるのはガキ達の楽しそうな声だけだ。 深也・ジジィ「「………………」」 俺とジジィは動かないでいた。いや、どっちも動けなかったっていうのが正しいだろうな。 やがてガキ達の声が聞こえなくなって――― 俺はそれを動き出す合図にしてジジィに向かっていった。 深也「うおぉぉおおおぉぉぉ!!」 ブォン(ヒュオ) 俺とジジィの技が交差して ジジィ「………ふん、なかなかじゃな。良い太刀筋になったものよ。もっと精進することじゃ」 俺は床に倒れた。 かろうじて意識はあるが、さすがは麒麟といったところか………腕と足が、全然動かねぇ。痛すぎて声も出やしねぇ。 ………しばらくはこのままか。畜生、次は絶対勝ってやるぜ。 .
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