二章

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ホームルームが終わって、一時間目の授業が始まった。 ルカは、ルミナに気付かれないように授業そっちのけでルミナの事を見ていた。 ルカは、未熟なvampireながかもルミナに気配を感じさせないようにしていた。 ルカは、考えていた。 (俺は、人間の血なんか嫌いなのにどうしてなんだろう!ルミナを見た瞬間、俺の牙が疼いてしまうとは!?) そうやって考えている間に二時間目が過ぎ、三時間目が過ぎ、あっという間に昼休みになってしまった。 その時だった、ルミナが声を掛けた。 「ルカ君、屋上で一緒に昼ご飯食べよう!」 ルカは、ルミナに気付いた。 「あぁ、いいよ」 ルカは、トマトジュースを持ってルミナと一緒に屋上に行った。
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