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ナナ「それにね、猫でも色々いるの。
仲良いのも、仲悪いのも。人間だってそうじゃない?」
ユウタ「まぁ…確かになぁ。」
ナナ「だから気にしないで良いのょ。
あ、仲良いと言えば、あの人。ミツコこそどうしたのょ?最近見ないじゃない?」
『ミツコ』
ユウタが片思いし、デートを重ねるも中々告白出来ずにいた女性。
ひょんなことから、ナナの事を知り、たまに会いに来てはユウタを通訳にしていた。
かなり鈍感な為、遠回しには何も通じない。
ユウタ「( i △ i )ぶわぁっ」
唐突に泣き出したユウタ。
ナナ「…!?ど、どう、したの?…ま さ か …」
ユウタ「先週…彼氏が…出来たんだって…。…嬉しそうに…電話してきました…。orz」
ナナ「そ、そうだったんだ。
知らなかったゎぁ~。(^_^;)」
ユウタ「ぅぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁ…。
・゜・(ノД`)・゜・。
ナナ「…(苦笑)」
流石のナナも声を掛けれなかった。
その日の晩までユウタは泣き続け、苦情は来なかったものの、いつまでも続く男の泣き声に隣人は相当、怯えていたらしい。
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