『DAY`s』

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ナナ「ぷ。くくっ。 …ト…トラ…あんた、一応、グループのリーダーなんでしょ?w どんだけ情けないのょぉw …あっはっは。」 まだまだ涙目のナナ。 そぅ。実はこのトラは、3丁目のとあるグループのリーダー的存在で、他のグループからは一目置かれる猫だったりするのだ。 今は全くのヘタレだが、他を引っ張る能力…つまり統率力に秀でていたりする。 しかし、ナナやユウタの前では形無しだが…(笑) トラ「ちょっっっ!! お、俺だって、その気になれば…凄いんだぞ!? って、…あ?こら!腹は止めろっ!!」 ナナに強がりを言いつつ、ユウタに弄ばれるトラ。 ユウタは恍惚な顔をしながらトラと戯れている。 しばらくして、 トラとの戯れに満足したのかユウタはトラを放してやった。 開放されたトラは既に性も根も尽き果てていた。 ユウタ「…ふぃ~w余は満足じゃww」 まるで殿様のように扇をはたく仕草をする。 トラ「…」 返事がない。ただの屍のようだ。 ナナ「…クックック…w」 まだ余韻に浸り笑っているナナ。 ナナ「はぁ…こんなに笑ったことないゎ……ところで、トラ。なんの用なの?」 トラ「…ぅ…ん?…おぉ。そうだったぁ。…それが、少し聞きたい事があってなぁ…」 トラ「この間、人(猫)を捜してるってやつが来てな。 見たこと無い奴なんだけど 珍しいロシアンブルーだった。 『俺と似た女の子(猫)を知らないか?』ってあっちこっちに訊き回ってるらしいぜ? ナナと同じく瞳がブルーだったから、もしかしてと思ってな。 知り合いか?」 ナナ「…。しらない…。」 トラ「そうか…。何だったら一回会ってみるか?」 ナナ「…なんでょ?」 トラ「なんで?って、向こうは探してるみたいだし…」 ナナ「…人(猫)違いだよ。」 珍しく真面目な雰囲気にトラは気圧された。 トラ「お…おぉ…そうだな…」 ナナ「…で、用事ってそれだけ?」 急に周りの空気が変わったかのように、いつもの高飛車な雰囲気に変わる。 それを察したトラは トラ「ふっ…それだけの… …ハズがないだろぉ~!! 俺の子を産んでくれっ!! ナナぁ!!!!」 言葉と同時に飛び掛るトラ。 「ボグッッ!!!!!」」」 絶妙のタイミングで決まるナナの右足。 トラの顔面に見事Hitした。 トラ「きょ…今日は…足技か…イカスZE☆…」 ナナ「…あんたの打たれ強さには飽き飽きするょ。」
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