第2章

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その後、日向と健斗、達也がドレスを着て、竜太郎が魔法使いの格好をして出てきたので、集合写真を撮った。 マジで日向と健斗似合わなすぎ…… ん?達也?達也は中性的な顔立ちだから似合ってるぞ? 僕は日向と健斗を見た時から笑いが止まらなくなった。 「んな笑うなよな!」 「無理。お前ら似合わなすぎ。」 日向が言ってくるのだが、それを一言で片付けた。 その間も僕は笑っていた。 その後はまた練習をして寮に帰った。 寮に帰ると、秀哉は先に帰っていたのだが、ドレスを着せられた事をまだ根に持ってるらしくご機嫌ナナメ。 「どうした?」 一応理由は分かっているが、聞いてみる。 「分かってんだろ!?はぁ、ヤダよ。ドレスなんて……」 相当落ち込んでいる様子だ。 「決まった物は仕方ないだろ?」 「だってー」 「はいはい。チョコパフェでも作ってやるから。」 いつまでもいじけそうな秀哉にチョコパフェを作ってやる事にした。 「ホントか!?」 一瞬で表情が明るくなったぞ。おい。単純だな。 チョコパフェを与えると旨そうに頬張っていた。 何か小動物みたい…
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