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ソファに座った西園寺に啓太は背を向ける形で乗っている。
自分で見ることのない場所は西園寺のものを深く飲み込んでいた。
時間を掛けて十分にほぐしてあった為、我慢出来ない程の痛みはなかった。
揺すられる度、中のいい所を刺激する。
その上七条が床に膝を付き啓太のものを口で愛撫していた。
「あぁ、んんっ・・いっぺんに、しないで・・
やぁ、お・かしく・・なるぅ・・」
感じ過ぎて涙を流す啓太の射精を促すように、七条は竿を擦りながら先端を口に入れ強く吸った。
「っっあぁ・・・」
七条の口の中にイッた瞬間、西園寺を強く締め付け最奥に熱い飛沫を受けた。
トロンとした表情で余韻に浸る啓太に七条がキスをする。
微かな苦味が口に広がる。
西園寺はズルリと自分を抜き、七条に見える様に啓太の足を抱えた。
「僕も伊藤君の中で、愛して下さい」
啓太は虚ろに頷きながら七条に腕を伸ばした。
西園寺とは違う熱が啓太の中に入ってくる。
愛される喜びが啓太の心に刻まれていく。
愛してると囁く2人の言葉が啓太を優しく包み込んでいった。
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