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啓太side
俺が電話した奴は、
「田中の片思いでいきなりしたんだって☆」
と、笑って言った
あいつ知ってたな。
明日…覚えてろよ
いつの間にか旭は泣き出しそうな顔してるし…
ちょっとやりすぎたかな?
「…」
「啓ちゃん…大好きだよ……ッ」
旭は半泣きになりながらも想いを伝えてくれた
「…俺、旭のこと……」
俺は言い終わると同時に旭を押し倒した
「けっ啓ちゃん!?」
「……旭」
愛してる
俺が耳元で呟くと旭が泣き出した
「ちょっ…なんで泣いてんだよっ」
「だって…啓ちゃんに…嫌われた…って思っ…た…から…っ」
「そんな訳ねーだろ…俺はずっと大好きだって」
「…分か…ってるよ」
旭はそう言うとニコっと笑った
旭の前だといつもみたいにクールでいれねぇ…
旭には完敗だなぁ…俺…
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