闇夜の守護社

非公開組織

まだ寒さが残る日の夜。海に隣接する倉庫街で静かに事件は起きていた。

『こちらナイト３。倉庫の入口を確認しましたわ。入口には銃を持つ四名の見張りを確認』

『こちらナイト５。はぁ……このコールサイン今更ですけどセンス感じません。ちなみに倉庫の中を透視したところ中央に人質、それを囲う様に四人が座り、入口近くに五人います』

『こちらナイト６。ナイト５に同意、はげしく同意、略してはげど』

『こちらナイト４。ナイト６それだけっすか？　報告は無いんすか？』