Scene.1 俺達に明日は無い

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いつの間にか決まっていたというか、流されるままに定着してしまったというか。 僕と真人の部屋がいつからかリトルバスターズの集会場となってしまっていた。 旧メンバーの五人だけならともかく、小毬さん達を含めた10人がこの部屋に集まるとさすがに入りきらず、何人か廊下や庭(物干しのスペースだけど今じゃ真人のトレーニングスペース)にあぶれてしまう。 だいたいいつもは真人が追い出され、 「俺の部屋なのによぉ」 と拗ねてしまうのだ。 恭介「いいや、それには及ばない。集まるのは俺と理樹と真人と謙吾。この四人だけだ」 理樹「え? 鈴は呼ばないの?」 恭介「呼ばない」 それは、まあなんというか。 いつもは無理にでも鈴を誘おうとする(巻き込もうとしているだけかもしれない)恭介にしては珍しいことだ。 恭介「コイツは俺達だけの―――男だけの極秘任務なんだ」
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