朔-ボク

14/16
前へ
/113ページ
次へ
それからしばらく 鈴と話続けた 「暗っ!」 気がついたら真っ暗に なっていた 「あうぅ…」 鈴の抱きつく手が 一段と強くなる そうだった 鈴は昔から、 暗い所が大嫌いだった 「心配すんなよな 暗くても大丈夫だよ」 「うぅ…… だって おばけが出てきたら…… あぅ~………」 ………驚かしてみよう 「わっ!!!!!」 「ひゃはわぁあっ!」 ちょっと豪快すぎませんか? 「あははははっ!」 「も…もぉ~……… びっくりしたよぉ……」 真っ赤な顔で 半分泣いている鈴 ヤバい 「……………可愛い」 「ふぇ?」 「あ…いや 何でもない」
/113ページ

最初のコメントを投稿しよう!

270人が本棚に入れています
本棚に追加