三日月-ただ純粋に

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「おーい?千くーん?」 しつこいねこの娘さん 「ほら、 おっぱいぎゅーって… うれしい? 千くんおっきい方が 好きだもんねー?」 どちらかと言うとね 「むぅ…寝ちゃった…」 起きてますけど 「起きないと…… ちゅーしちゃうよ?」 ……………… 体が抵抗しようとしない 「………だめだめ! ボクの初めては 千くんからしてもらわないと!」 なんで なんでこんなに 残念、って 思ってるんだろう 無意識………いや…逆だ 俺…鈴の事… 意識……してる…のかな? 「だいすき、千くん しあわせだよ おやすみなさい」 「おやすみ」 「あ」 デジャヴだよデジャヴ 「えっ!あっ…っ! 千くん!」 鈴の顔が真っ赤だ 「もー 千くんのいじわる!」 顔は喜んでいます鈴さん 「いじわるダヨーン」 「うぅ… やっぱりちゅーしよ! ボクからする!決めた! ボク攻め千くん受け!」 「や…め…ろっ」 顔を枕の中にうずめた なんで なんでちゅーを 拒否したのか 「なんでだろ」 聞こえないように 呟いた
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