朔-ボク

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「す…鈴っ!」 「ほ…ほぇ?」 鈴はめを見開いて びっくり仰天 「目ぇ瞑ってくれ」 「せ…せ…せせ! 千くん!?」 「…いいから」 「はうぅ~…」 真っ赤な顔をしながら 鈴はゆっくり目を閉じた 好機到来っ! 「………よし! さいならぁぁぁっ!」 俺は図書室出口に 走っていった 「あ!馬鹿! なに逃げてんのよ!」 「あははははっ! あ…あいつ逃げやがった あははははっ!」 「…姉貴……」 丙は呟く 「うぅ……… 千くん! 絶対!ぜぇーったい! 捕まえて犯してやるっ! ボクしか 見えなくしてやるぅっ!」 と言い 俺の後を 追いかけるように走っていった 「姉貴がキレた…」 「さらっと 危ない発言しましたよ 鈴先輩」 「あははははっ!」
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