序章~少女の生誕~

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―ここは、何処だろうか。―     ―私は、何者なのだろうか―     「…ミク。聞こえるかい?」     ―誰だろう、誰かの声がする。ミク?それは―       「…私?」   「…ミク…そうだ、君は初音ミク。僕が作り出した…VOCALOID。」       薄く目を開くと短髪の男性が写り込んだ。 そうか…私は初音ミクと言うのか。     僕は一之瀬、一之瀬優一。 君を作り出した人間さ。     ミク「…人間?…VOCALOID………?」
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