13/50
前へ
/427ページ
次へ
「お邪魔しまーす」 恐る恐る中に入ったが、誰も居なかった。うむぅ、一人くらいは居ると思ったんだが。昼休みまで来ないのだろうか。 まあ、都合がいいっちゃいい。誰にも咎められることもなく、静かに飯にありつけるんだ。 「しかし殺風景な場所だな」 もう少し豪華なイメージだったんだが、職員室の縮小版みたいな場所だ。パソコン一台、長机が四つくっついてて、図書室のソファーが一つある。寛ぐには持って来いの場所だな。 「ヤバイ、気に入ったかも」 早速ソファーに座る。おお、座り心地は完璧だ。今日はここで昼飯を取ることにする。 「いただきます」 くそぅ、雅め、腕を上げたな。残さず完食しました。
/427ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8587人が本棚に入れています
本棚に追加