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「そうだ。
ここほとんどバス来ないんですよ。
次は……30分後ですけどこのあと予定とか大丈夫ですか?」
「あぁっ?」
思わずヤンキーみたいな声が出た。
その拍子に尻の下にあったベンチの板がへし折れて後ろに転げた。
思わずもれそうになり尻を押さえると、ぶつけたと勘違いしたらしいタカコちゃんが近寄ってくる。
触られてくすぐったかったりしたらたまらない。
必死に手を振って押しとどめた。
上等だ。運命がどこまで俺を邪魔するか知らないが俺は必ずトイレにたどりついてやる。
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