~第二章~

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はな婆ちゃんだ!! ハーレーに乗ったはな婆ちゃんがやってきた。 サイドカーには酔っ払って眠るパンツ一丁の牛爺も。 あたしは、はな婆ちゃんに今までの経緯、論への思いを熱く語った。 はな婆ちゃんはうたた寝しながらも真剣に聞いてくれた。 かわりにはな婆ちゃんからはHOW TO LOVEを聞かせてもらった。 すごく勉強になった…。 そして論を一刻も早く、病院に連れてこうとなった。 でも、サイドカーには牛爺が寝てるため、連れてく術がない。 すると、はな婆ちゃんは牛爺の持つ日本酒を取りあげて口に含み、スパンコールのレギンスを脱いで、そこに武士が傷口にするように、吹きつけチャッカマンで火をつけた。 夜の空にモクモクと大きな煙が立ち上った。
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