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「いいよ、大丈夫だから」
「大丈夫じゃないだろっ!」
―ビクッ…―
いきなり大きな声で怒鳴られた…真面目な顔が怖いくらいで私は何も言えなかった…
「…」
「俺が心配なんだよ!一人で頑張ろうとすんな!」
「…わかった」
私はしぶしぶOKした。
その後私たちは家まで走って行った。
家に近付くにつれ、不安が大きくなっていった。
家に着くと、学校を出てからすでに一時間たっていた。
私は深呼吸して鍵をあけた…
「ただいまー…お母さん?」
家の中に入ると…
「な…に?」
家の中は家具が半分なくなっていた。
リビング、台所、寝室…
ゆっくり家の中を見渡した。
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