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…って今はそんなこと考えてる場合じゃないし…
「お母さんは?」
さっきからお母さんが見当たらない。
「えっ?…さっきまでいたはずなんだけど…」
「そんなっ…隼人見てないの?」
「わりぃ…お前につきっきりでつい…」
―ドクンッ…―
なんか嫌な予感がする…
「隼人っなんか嫌な予感がする!一緒に探して!」
「わかってる!行くぞっ」
私たちはまず家の周りを探した。
いない…
コンビニや近くの公園、さらに他の家に聞き込みまでした。
でも…見つからない…
「隼人!そっちいた?!」
「いねぇ!お前他に心当りないか?」
私は考えてみた。
最近お母さんは私と離れる事が不安で態度がおかしかった…でも…
私はある場所を思い出してすぐに走った。
「ちょっ…何処行くんだよっ!」
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