刺客者

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次の日。 3人は筑波山へ向かった。 慎太郎「このやろー… 道路の一部が工事中だってよ…」 望月「ま、走りにくいほうが、練習にはなるんじゃねーか?」 悠斗「せやで! 新しい発見もあるかもしれへんしな!」 慎太郎「ま、まぁ…な。」 とりあえず走らせる。 序盤複合コーナーが舗装工事中らしい。 慎太郎「タイヤ大丈夫かなぁ…」 コース中盤から下り、きついコーナーが続く。 それと同時にコーナーの内側には溝がある。 慎太郎はおもむろに車を停め、溝をまじまじと見始めた。 慎太郎「この溝…」 少し考えた後に… 慎太郎「いいこと思いついた!!」 頂上の駐車場に戻り、2人ももとへ向かった。 慎太郎「おい! この溝、使えるかもしれない。」 悠斗「は!? 何言うてんねんお前!」 望月「そうだよ! 死にたいのかよお前!」 慎太郎「まぁだまされたと思って来てみろって! 悠斗、お前の車貸して!」 悠斗「あ、あぁ。」 3人は車に乗り、慎太郎の運転で溝が連続するコーナーまで来た。 悠斗「この溝が? 使えるってなんやねん。」
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