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兼とのバトルから2週間経ったものの、秀から連絡が来ることは無く、もはや不戦勝という形になっていた。
慎太郎 「はぁ~あ、不戦勝とかおもんな。」
と…そんな矢先―
ピーンポーン―
慎太郎 「は~い」
『宅急便で~す!』
慎太郎 「宅急便? 何か頼んだっけか?」
ボソボソいいつつ、ドアを開け、受け取った。 小さい段ボールに、何やら車のカギと手紙が入っていた。
『俺とバトルしたければこの車に乗れ。 キーは同封してあるやつだ。 49番の区画に止めてある。』
慎太郎 「なんだこれ? 49番…」
慎太郎はベランダに出て49番の区画を探した。
慎太郎 「…見えるわけないか。」
駐車場に下り、49番の区画へ向かうと、そこには1台のモンスターマシンが止めてあった。
慎太郎 「ランボルギーニ ガヤルド…」
そこには緑に輝くガヤルドが止まってあった。 見る人の視線を惹き、またその威厳さには誰もが圧巻するマシンだ。
慎太郎 「なんでこんなモンが俺のとこに…」![image=378024411.jpg](https://img.estar.jp/public/user_upload/378024411.jpg?width=800&format=jpg)
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