刺客者

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慎太郎 「…とりあえず、筑波山に行ってみるか…。」 ガヤルドに乗り、エンジンを掛けた。 ブゥォォォォン... 慎太郎 「いやぁ…やっぱ音が違うね。」 そうつぶやくと、筑波山へ向けて出発した。 街中を走っていても異様なまでに目立つ車、その上目立つカラーリング。通り過ぎる人も凝視してしまうほどの目立ちようだ。 慎太郎 「こんだけジロジロ見られると、有名人気分だな…(笑)」 優越感に浸っている慎太郎であった――― ―数時間後― ようやっと筑波山に着いた頃には、日も落ちかけていた。 慎太郎 「腹減ったし。飯でも食いに行くか……あっ!!!」 あろう事か、財布を忘れてしまった… イライラ度2← 慎太郎 「……まぁいい。取りあえず山行くか。」 筑波山へ向かう慎太郎。 そしてまたもや―― 慎太郎 「道に迷った…」 今日はツイてない日なのか?さらにイライラ度が上がり5に← 慎太郎 「あーもう!だから知らねぇ道嫌いなんだよ。」 こんな方向オンチな奴に榛名の稲妻とかいう通り名を与えて良いのだろうか… 慎太郎 「あぁ!?何か言ったか?」 作者の声が流れてしまった… イライラ度8← そしてやっとの思いで着いた頃、手元の時計に目を下ろすと、時刻は22時22分―― 慎太郎 「おっ、ぞろ目じゃん。」 慎太郎のテンションが少し上がり、イライラ度6←
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