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長い沈黙が続いた。
信義「そちはこれからどうするのだ?」
と、信義から話を振ってきたのである。
「私は…………
いつ、元の世界に帰れるかもわからず、のうのうと生きるよりも今、心から思った夢を追ってみたいと思いまする」
信義「ほほぅ……
それはどんな夢じゃ?」
そう言ってきた顔は今までとは格段に違う笑顔であった。
「私は、信義様にお仕えし、信義様の天下を手に入れることにございます。」
信義「大それた事を言う……
だが、気に入った。そちを我が家の筆頭家老並びに軍師に命ずる。
碌は800石じゃ。」
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