一章

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信義「そうか…織田は天下から消え、羽柴・徳川と続くのか… そして何時の時代も争いごとは消えぬか… どうせなら我が手で天下を取ってみたかったな…」 「しかし、なぜ…あなた程のお方がこの屋敷暮らし何ですか?」 信義「俺はな…人質として各家を転々としていたからな… 信頼を置ける家臣もいなければ、碌は2000石に過ぎない……」 「信義様……… さぞかしお辛かったと思います…」 何にも知らない誠二にはこれ以上掛ける言葉が見つからなかった…
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