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きっと
ずっと
幸せ感じれる
このまま
ゆっくり
歩けるなら
きっと幸せ
ずっと幸せ
『やっと着いたな…すぐ寝る用意するね』
『はーい』
布団は一組
二人で寝る
パジャマなんかない
夏場になると
シャツ・パンツだけで寝てる
ミドリはどーしよ…
『パジャマ無いんだよな……』
『ん~良いよ‼二人しかいないしヒロのシャツ着て寝るから』
『明日買ってこような‼』
少し丈が長いシャツ
ミドリは小柄なので
お尻まで隠れる
妙にドキドキする自分…
『ね、寝ようか…』
『うん…』
部屋にクーラーなんかない
扇風機をセット
暑さをしのぐ
唯一のアイテムだ…
これがなければ
蒸し暑い夜は
眠れない
『ヒロ明日仕事だよね?明日お兄ちゃんに会いに行ってくるね』
『うん‼早く部屋と働ける場所探してもらわないとね……』
『…うん…』
あまり元気無い返事
その時は
疲れてるんだな
そう思っただけ…
まだまだ
序章にすぎない
二人の物語り
ゆっくりゆっくり
二人が…
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