338人が本棚に入れています
本棚に追加
/369ページ
さぁ上がろうか
今日は親の気持悟ってる
今のウチに
バスタオルを…
『ヒロ‼バスタオルこっちに投げて』
『あいよ~』
振り向いたのが
まずかった…
何も考えてなかった
(゜ロ゜)⁉
全裸で…
いや全裸なんだけど
タオルが機能していない
ミドリの裸が目の前に…
やはり痛々しい傷が
目に入る
『あっ…ごめん』
『…ヒロなら見られても構わないよ?こんな傷だらけの体で良いなら…』
言葉がでなかった
何て答えてあげたらいい
可哀想?
よく耐えたね?
痛くなかった?
そんな言葉…
『傷なんか見えないよ…ミドリしか見えないさ‼とりあえず隠そうか…』
『…うん‼ありがと❤』
触れる必要ない
触れたとこで
傷を消せるわけじゃない
逆に思い出せて
傷を増やすだけだろ…
さぁ
いつまでも
カッコつけてないで
ベットに入ろう
朝が来るのが
怖くないからさ…
最初のコメントを投稿しよう!