3/3
62人が本棚に入れています
本棚に追加
/26ページ
こういうのもなんですが、いとこの死には驚きました。今でも何故?って。 そして兄貴の死。これは、予感していた?違う。いとこの死が引き金に、そして連鎖した? 俺は今でも、覚えてる。いとこが死んだ日、「母に次は兄貴が死ななければ、いいけど」って言ったのを、覚えてる。母は「死ぬ根性あるなら、働くだろう?」、そう兄貴は無職、そして、引きこもりだった。 今に始まった事じゃない。考えると、ずっと昔兄貴が幼少の時から、人生の歯車が狂ってしまっていたのかもしれない。 父は消防士、母は水商売の経験しかない、夜の女のはずだった・・・そう兄貴が死んだ日、母は俺が予想もしない言葉を口にした・・・
/26ページ

最初のコメントを投稿しよう!