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「まあ、結局は俺が行方不明になんなきゃいいだけの話だろ!契約しに行くぞ!」
公園でホームレスのおっさんと寝るよりかは、嘘かほんとかの曰く付き部屋を取った方が断然いい。
そう思った瞬間拓矢は曰く付きなどどうでもよくなっていた。
拓矢は急かし気味に洋一郎の肩を抱き、M大学前駅に向かって歩き出した。
「お前マジで言ってんの?
ぜってぇ俺は一緒には行かねぇからな」
普段クールぶっている割には怖いものが苦手な洋一郎は、怪訝な顔をして拓矢の腕を振り払った。
と同時にしょっていたリュックからメモを取り出し、
サラサラと何か書き始めそれを拓矢に渡した。
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