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カイが急に光りだし、兵士達は戸惑いはじめた。
『またあの目眩ましか!?』
『いや、でもそこまで眩しくねえぞ!殺っちまえ!』
次の瞬間、カイの身体の傷はいつの間にか消え、手には漆黒の剣らしき物が握られていた。
『なんだ…これ…?』
『カイ!後ろ!』
リリが叫んだ時、兵士は剣をふりおろすとこであった。
『死ねー!!』
『!?』
そして次の瞬間倒れたのは兵士の方であった。
(なんだ…!今の感じ!?さっき…いや今も…)
『よくも仲間を!死ね!』
そして次に倒れたのも兵士の方であった。
(次にどう動けばいいのかがわかる感じ…しかもこの剣…)
今度は兵士の方を向き、ダッシュで自分から斬りかかった。
『うぉ…!?』
兵士は斬られ、そして倒れた。
(この剣…まるで昔からずっと使っていたかのような扱いやすさ…何なんだこりゃ?)
リリは驚きの表情でカイを観戦していた。
『――カイが…本当に強くなった…』
カイはまた思ったことを試そうとし、手を兵士の方に向けて魔法を放った。
『【ファイヤーボール】!』
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