第一章~出会い~
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その後も明らかに妹の背後から聞こえる鳴き声。 ニャアー ニャアー 私の、 『…諦めたら?』 に渋々、背後に隠していた手を前に。 妹の手に乗っていたのは、片手程の大きさの猫。 どうやら、独り占めしたくて母に口止めしていたようです。 妹によると、アメリカンショートヘアという種類の猫で血統書付のオス。 名前は…… 【ノンノン】 名付け親 母。
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