5.イン・フィーリングス

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エリスとシェリルの会話の間にもデウスエクスマキナが奏でるBGM、もとい騒音は止まない。 煩わしくなったリクはシャーロックに怒鳴る。 「もう止めろよアレッ!いい加減疲れただろう!」 怒鳴られたシャーロックは至極心外そうに顔を赤らめる。 「俺じゃねーよ!俺だったらもう止めて…」 「オレだよ、オーレ!」 デウスエクスマキナのBGMが止まると同時にアレンが現れた。 「なんだよー、もう少し鬼ごっこしてなよー。」 「もう充分だから!罰ゲームだけど最早俺被害者!全陪審員が俺の味方だね!」 「何やってんだよ、アレン。」 リクが叱りつけると、アレンは口を尖らす。 「周りに迷惑かけておきながら責任逃れしようとして、ついでにデイジー弄るシャーロック君に見かねたのでありまーす。」 「謝れ、シャーロック。」 あっさり矛先を変えるリクにシャーロックは狼狽する。 「うわっ、切り替えはやっ!一回俺フォローする手考えようぜ!あえて俺をフォローしてみないか少年!」 「そりゃないって。」 高い声で笑うアレンの隣でリクは「やれやれ…」と零す。
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