5.イン・フィーリングス

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「ハウルロイド…シェリル・ハウルロイド…。」 「もう既知よね?」 「俺達の世代は皆知ってるさ、そして憎んでいた…。」 リカルドは深いため息をつく。哀愁が漂う、神妙な面持ちだ。 「…まぁ、過去の話だ。それに今使うならプロパガンダにするさ、勿論プラスの意味でな。」 リカルドはまた中継に映像を戻した。 暫く無言で映像を見ていたが、ある人物が目に留まった。 「ルーイ・クラウスター・ジュニア…。」 「一番気になるのはやっぱそこね…。」 リカルドの僅かな感情の起伏をサリアは見逃さなかった。
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