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昼食を終え、しばし自由時間を挟んだ後に1-Bのダンジョンプレイが行われる「第三特別演習場」に制服姿の面々は集まっていた。
シオは杖を片手に集まりに入る。見渡すと、エリス、シャーロック、デイジー、そしてシェリルを見つけた。
「あっ、シオ!」
エリスが手を振る。シオは頷いて混じった。
エリスはシオの手を引いた。
「この子がシオね!」
いきなり会話に入れられたシオは目の前のシェリルに対して小さく頷いた。
「シェリルです、よろしく。」
シェリルは笑顔を作ってシオに自己紹介した。
エリスも笑顔でシオに云った。
「昨日の演習で仲良くなったの!レイピア持たせるとすごいんだから!」
「そうなんだ…。」
「しかも可愛いよなぁシェリルちゃん!俺の計算じゃデイジーと同じでぃぁぃぃぃ!」
シャーロックの卑猥な目算をデイジーが右足を踏みつけて掻き消した。
「デイジー大丈夫なのか?昨日の…。」
デウスエクスマキナにやられた後、デイジーは脳震盪を起こしていて、演習が終わった後に保健室にかつぎ込まれたのだ。
デイジーは自慢げに胸を張った。
「とーぜんだ!負けたのは悔しいけど、あたしはあれくらいの傷平気だ!」
「た、体力なんか自慢しやがって…だからターミネぇえぇひぁゃぁあぁぁい!」
賺さずデイジーはシャーロックの頬を引っ張る。エリスは面白くなって笑い出す。シェリルも声を立てずに笑いの輪に入った。
「おーっす。」
どこか憮然とした声色でリクがアレンとラウルと共に来た。
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