6.ダンジョンプレイ【ハイド・アンド・シーク】

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「レベッカのようだな君は…。」 アッシュはやるせない素振りで両腕を構えた。 だが、突然両腕と両足に莫大な負荷がかかった。 「ぬっ…?!」 大気が悪意を持ってその厚みと重みを増しているみたいに、アッシュの四肢にのし掛かる。 「『蝋色漆』、グラビティヨーク。」 エリスが黒の鉄扇を開いてアッシュに向けていた。 「重力操作…!」 アッシュの四肢に掛かる嵩ましされた重力のせいでアッシュの体勢は崩れかけている。 そこに賺さずデイジーとシェリルが飛びかかる。 「先に出る!」 デイジーは先行し、拳をキツく固めた。 そして反応が遅いアッシュに一発叩き込む。
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